sama_sazanami project

詩マシン

作る
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きみのそばで
太古の記号みたいな
指と指の間の空間が
いきなり
深海魚を
隠れて栽培していた
カエルが鳴いてる
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10月の夜は
秘密の計画を立てる
斜めに区切っていく
花も嵐も
空の果てへ消えていく
石を
見ている
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言葉を奪われた
小さな魚は
何の感覚もない
感度が
所詮
爆裂する瞬間
そこ よそ見しないで
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昔々
内臓のよう
空間チャンネルが
色を
見おとしている
秘密のミツは
通り過ぎる

 

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